ご依頼の経緯
S様は、お父様が亡くなられたことで、不動産の名義変更が必要になりました。しかし、共同相続人である弟様との間で遺産分割協議が進まず、なかなか折り合いがつかない状況に。S様自身も弟様と話し合いを重ねたものの、双方の意見が対立し、協議が難航してしまいました。
「このままでは手続きが進まない」と不安を抱えたS様は、相続登記の実績が豊富な専門家の力を借りることを決意。地元近くの司法書士事務所を探し、当事務所にご相談くださいました。
当事務所の対応と工夫した点
ご相談を受けた当初、S様と弟様の主張には大きな隔たりがあり、スムーズな合意形成が難しい状況でした。そのため、以下の点に重点を置いてサポートを進めました。
1. 双方の希望をヒアリングし、整理
まず、S様と弟様それぞれのご希望を詳しく伺い、主張の違いを明確に整理しました。双方が何を重視しているのかを把握することで、適切な解決策を見つけやすくなります。
2. 遺産分割協議の進め方についてアドバイス
相続の話し合いが難航する要因の一つに、適切な進め方が分からず、感情的な対立が生じてしまうことがあります。そこで、第三者の立場から、冷静かつ合理的に協議を進めるためのアドバイスを行いました。
3. 公平な分割案を提案し、法的観点から説明
S様と弟様の双方が納得できるよう、公平性を考慮した分割案をご提案。さらに、法的な観点から合理的な理由を説明し、感情的な対立を和らげるよう努めました。
4. 司法書士立会のもとで遺産分割協議を実施
今回のケースでは、代償金が発生する遺産分割となったため、専門家の立会いのもとで協議を進めることが重要でした。司法書士がその場で必要な手続きを説明しながら進めたことで、双方が安心して協議を行うことができました。
5. 遺産分割協議書の作成と相続登記の実施
最終的に、S様と弟様の間で正式な合意が得られたため、その内容を反映した遺産分割協議書を作成。その後、スムーズに相続登記を完了しました。
解決結果
- S様と弟様の間で正式に遺産分割協議が成立
- 公平な内容で合意に至り、円満に相続登記が完了
- トラブルなく不動産の名義変更ができ、安心して相続を終えられた
遺産分割の話し合いが長引くと、関係が悪化してしまうこともありますが、今回は公平な解決策を提示することで、双方が納得のいく形で手続きを完了することができました。
担当司法書士のコメント
今回のS様のケースでは、弟様との遺産分割協議が難航しており、ご自身だけで解決するのが難しい状況でした。相続は感情的な要素が絡むため、話し合いがこじれることが少なくありません。しかし、第三者である専門家が間に入ることで、冷静な話し合いが可能になります。
私たちは、相続人の双方の意向を尊重しながら、法的に適正な解決策を提案することを心掛けています。今回も、双方が納得できる形で手続きを進めることができ、無事に相続登記が完了しました。
今後も、相続に関するお悩みを抱えている方に、安心して手続きを進めていただけるようサポートしてまいります。
お客様の声(S様より)
大変お世話になりました。佐伯先生、事務所のスタッフの皆様に感謝致します。非常に丁寧かつ親身になって相談に乗って頂き、無事に相続手続きを完了することが出来ました。費用に関しても、事前に相談した他の事務所と比べて良心的な価格で、非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。ありがとうございました。
まとめ|相続登記は専門家に相談するのが安心!
相続登記は、不動産の名義変更を行うだけでなく、遺産分割協議のサポートが必要になるケースもあります。特に、相続人同士の意見が合わず話し合いが難航する場合、専門家が間に入ることでスムーズな解決が可能になります。
神奈川県大和市で相続登記にお困りの方は、ぜひ当事務所にご相談ください。
経験豊富な司法書士が、お客様の状況に合わせた最適なサポートを提供いたします。