ご依頼の経緯
父と母が立て続けに亡くなってしまい、兄弟二人で遺産相続することになったが、二人とも仕事の関係で相続手続きを自力で進めることが難しかった。遺産の種類や金額も大きく、兄弟間でどのように遺産分割していいものかも素人では分からなかったので相続専門のさえき事務所へ相談した。
担当司法書士のコメント
相続人であるB様と弟様はお二人とも30代とご年齢も若く、お仕事の関係もあって期限のある相続手続きを自分たちで行うのが困難でしたので当事務所で遺産相続の手続きを全て行わせていただきました。
また、お父様の遺産相続に関しては、お父様の死亡を知ってから10か月以内という相続税の申告納税期限が迫っていたので早急に手続きを進める必要がありました。
ご兄弟でなるべく平等に分けたいという方針でしたので、不動産を相続した方とのバランスを取りつつも、なるべく相続税の負担も少ない方法を税理士と連携してご提案させていただきました。
生命保険に関する手続きも当事務所で行いました。生命保険は法律上は遺産にはならず(相続税上は遺産にカウントされます)、遺産分割協議の対象ではありませんが、ご両親がどういった保険に入っていたかも不明とのことでしたので一般社団法人生命保険協会に照会をかけて調査を行ったところお父様がご契約していた保険を見つけることができました。
万が一、遺産の調査漏れがあると本来相続できていたものが相続できなくなってしまうこともありますので、特に財産関係のことについて被相続人から何も聞いていないような場合は、より慎重に調べる必要があります。
B様のご協力もあり、全ての遺産相続の手続きを無事期限内に終えることができました。
お客様からのメッセージ

当方の都合で度重なる変更にも丁寧な対応いただきありがとうございました。