ご依頼の経緯
子供が２人いるが、同居している二男と別に住んでいる長男の仲が悪く、このまま自分に万が一があったときに財産の管理や相続手続きに支障がでて、妻や同居している二男が困ったことになるのでさえき事務所へ相談した。
担当司法書士のコメント
Y様のご要望としては、自分が認知症になってしまったり、亡くなった後に奥様や同居している二男様が困らないようにしたいということでした。財産管理や身の回りの事に関しては、二男様へ一任ということでしたので、身上監護もできる任意後見をご提案させていただきました。Y様がお元気なうちは自分自身で財産を管理し、もし認知症等で判断能力が低下した場合には、二男様が任意後見人としてY様の財産管理と身上監護を担う形となります。
また、すでに相続争いの火種があったので、遺産分割協議が難航して残された奥様や同居している二男様が困ることのないように遺言書の作成も併せてご提案させていただきました。できるだけ奥様や二男様に財産を多く残したいというご要望だったのですが長男様には遺留分があるので、遺留分への配慮と、万が一のために生命保険を活用した遺留分対策も併せてご提案させていただきました。
遺言執行者には当事務所を選任する内容とし、Y様がお亡くなりになった後でも速やかに遺言の内容を実現できる形をとりました。
お客様からのメッセージ
何から手を付けて良いのか暗中模索状態だったところ、貴事務所へ相談することで兆しが見えたのが救いでした。こちらの事情をじっくり聴いていただいて分かりやすく提案してくれたので本当に助かりました。
